猫の健康チェック【お腹編】

お腹を触ってチェックする習慣を
つけるとよいことがたくさんあります。

 

前回、お話しした、
指の間のチェック方法のご質問が
あったので、補足しますね。

 

「指と指の間にも毛が生えていて
よく見えない」とのご質問が
ありました。

 

確かにそうなんですよ。

その場合には、よく触って
感触で異常がないか察知して
くださいね。

 

お腹も、くまなくよく触る
ことがコツです。

 

IMG_7217.JPG

 

1)腫瘍のようなコリっとした
ものが指先に触ることはないか?

2)ぷくっと膨れている場所は
ないか?

3)脇の下、股の付け根のリンパが
腫れていないか?

4)女の子は、乳腺腫瘍になりやすい
ので、おっぱいの部分を1つ1つ
よく触って、腫れがないかチェック
してください。

5)膀胱のチェック

 

お腹の健康チェックを日々の習慣に
していると、膀胱におしっこが
たまっているときに、
膨らんでいる膀胱を触ることが
できます。

これはとても大事なことなんです。

泌尿器系の病気になって
おしっこが出なくなり、
膀胱がパンパンになっていたら、
尿毒症になってしまうので、
一刻も早く病院に連れて行く必要が
あります。

ですが、

尿が溜まっている膀胱を
触ったことがないと、膀胱が
パンパンになっていることに
気づけないのです。

 

どのタイミングで病院に行けばよい
のか、判断ができないのです。

IMG_7215.JPG

(指先のあたりが膀胱です)

 

お腹のチェック時に、膀胱を触る
習慣をつけておくと、いつか、
水風船みたいにぷっくり膨らんだ
膀胱を触ることができると思います。

お腹を触らせてくれない猫ちゃんも
多いと思いますが、

ご機嫌のいいときを見計らって
少しずつトライしてほしいです。

 

うちにもお腹を触ると、威嚇して
噛んでくるまろん校長がいますが

片手で保定して、もう片手で
チェックしたり、エリザベス
カラーをはめて防御したり、
工夫をしています。

 

 

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