猫が感染すると怖いウイルスとは?

猫コロナウイルス、猫白血病ウイルス、パルボウイルス、猫が感染すると怖いウイルスですが、それぞれ違う性質を持っているので、十把ひとからげというわけにはいきません。

 

今、うちには、
動物病院の院長先生から緊急に
ひきとり依頼があった
真菌に感染した子猫がおります。

 

真菌とは、水虫と同じ仲間の
カビ菌です。

 

免疫力が低下すると、真菌に感染
します。
免疫力が高い猫は、真菌に触れても
感染しないそうです。

 

カビっていうのはウイルスではない
ので、空中や室内で1年間など
非常に長い期間生きていけます。

 

一度、真菌が室内に撒き散らされて
しまうと、完全に消毒するのは
なかなか困難です。

IMG_2977.JPG

 

それに比べてウイルスは、
宿主を見つけて寄生しなければ
生きていけないので、空中で
何ヶ月も生きていることはありません。

 

猫が感染するウイルスの中で
一番しつこくて長生きなのが
パルボウイルスです。

 

パルボは、
子猫や老猫など免疫力が低い猫が感染し、
致死率が非常に高い怖いウイルスです。

 

パルボウイルスは空中で1ヶ月から
数ヶ月生きていけると言われています。

 

ところが、

猫白血病ウイルスは、
空中では数時間しか生きていられない
弱いウイルスです。

 

猫白血病ウイルスに感染して
発症すると治療方法がなく、100%
亡くなってしまう怖い病気です。

 

しかし、
白血病キャリアの猫ちゃんと同居して
いても感染していない猫も実際に
います。
やはり、
免疫力の高い子は感染しにくい
思われます。

 

そして、
猫コロナウイルスは、自然界に普通にいる
ウイルスなので、外猫ちゃんの90%、
飼い猫ちゃんの50%以上がすでに
ウイルスに感染していると言われています。

 

ですが、猫コロナウイルスそのものは、
ほとんど悪さをしないので、感染しても
無症状のことが多いのです。

 

問題は、
猫ちゃんの免疫力が低下したときです。

 

免疫力が低下したときに、
猫コロナウイルスは突然変異を起こして
FIPという不治の病を発症させます。

 

発症すると致死率ほぼ100%と言われて
いる怖い病気です。

 

ここまで読んでいただいて
お気づきでしょうか?

 

猫が感染するウイルスには
いろいろありますが、
すべての猫がウイルスに感染する
のではなくて、

免疫力が低下した猫が感染します。

 

つまり、

日頃から
免疫力を低下させないように
強い体に育ててあげることが
とても大事になります。

猫コロナウイルス(FIP)については
こちらの電子書籍に詳しく書きました。
まだお読みでない方は、
下記からダウンロードして
お読みくださいね。

https://neco-navi.com/?page_id=2117

 

FIPは最近、特効薬が出てきました。
治療には100万円かかる高額なお薬
です。

詳しいことをお知りになりたい方は
マッチーの猫のお悩み個別相談会で
ご相談にのります。

電子書籍の中にあります
個別相談会のご案内から
お申し込みくださいね。

 

 

 

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