自然界で生きていた頃の生活形態がヒントです。
進化の過程で、
犬は、平地で生きることを選び
猫は、森で生きることを選びました。
平地で狩をするには、群れで獲物を
追いかける必要があるので、
ワンちゃんは、長距離を走り続ける
ための赤い筋肉が発達しました。
森で生活する猫は、影に潜んで
獲物を待ち構え、一瞬の隙を狙って
狩をするので、瞬発力が必要となり
白い筋肉が発達したんです。
白筋は、瞬発力、ジャンプ力の筋肉
です。
太古の昔の生活形態から考えると
猫は、長い時間、走ったり歩いたり
することよりも、上下運動ができる
空間が必要と推測できるんです。
犬と猫では、人間と関わるように
なったいきさつにも違いがあります。
そこを紐解くと、猫とのよい関係の
作り方や距離の取り方がわかって
きますよ。
犬は、最初、人間を守る番犬として
飼われ始めたそうですが、
猫は、どんなきっかけで、人間と
暮らすことになったのでしょう?