先日、自分と動物の境界線があいまいになった貴重な経験をしました。
私の主宰するニャンズケア講座の
生徒さんたちと一緒に
「那須どうぶつ王国」へ行ってきました!
目的は、
王国の中のわんにゃんリビングという
施設で、
犬さんと猫さんの骨格や筋肉の違いを
実際に触ってもらって体感してもらう
ことだったのですが、
もっともっと大きな体験をさせて
いただくことになったのです。
那須どうぶつ王国は
絶滅が危惧される動物の保全や
生き物の多様性を認める大切さの
啓蒙のためという方針で運営されて
いて、
飼育されている動物の種類や
その展示方法がとてもユニークなのです。
シベリアトラ(アムールトラ)は
ガラスのすぐ前まで、ガラスの体を
擦りつけるようにやってきてくれて
トラの顔が自分の目の前に!!
その体と顔の大きさを目の当たりにして
思わず溢れた言葉が
「わぁー、かっこいい!!!!」
でした。
カピバラ温泉では、
温泉につかるカピバラに、すぐそばまで
近づいておやつの笹の葉をあげる体験を
しました。
普通の動物園では、柵で仕切られた
遠いところにいる動物たちを見るだけ
ですが、温泉につかるカピバラに
笹の葉をあげに行くという体験は、
カピバラの生活空間に入っていくような
感覚でした。
ジャガーが、アクリル板の天井の上から
私たちを覗き込んでくれたときには、
「大きな猫さん」という慣れ親しんだ
感覚がうかんできました。
ワオキツネザルの餌やりタイムでは、
ちょっとはめを外した子が見学者の
すぐ足元の床に降りてしまって、
手を伸ばしたら触れてしまうほどの
近さでした。
話題のスナネコは、すぐ目の前で
うちの猫たちと同じように毛づくろい
をしたり、兄弟とじゃれあったり、
世界最小のネコの魅力を100%
見せてくれました。
マヌルネコは写真で見るよりも
はるかにエンターテイナーで
見学者のツボを心得ていて、
いい写真が撮れるようなポージング
までしてくれる!
コウモリも手が届くような近いところ
で固まっていて、顔を近づけると
鳴いてくれます。(多分威嚇している?)
色々な動物が室内で放し飼いにされて
いて、それらの生活空間にお邪魔させて
もらうような展示方法なので、
自分と動物の境い目がなんとなく
あいまいになってしまうような錯覚を
覚えました。
なんとも不思議な感覚でした。
本当にすばらしい経験をさせて
もらえる王国の運営方針に
深く感銘を受けました。
そして・・・
那須どうぶつ王国のオリジナルグッズ等
を販売されている売店の中には
動物関連の書籍売り場があります。
そこで、私の本
「1日3分!おうちで出来る
ニャンズケア&マッサージ」を置いて
いただけることになりました。
これをご縁に、那須どうぶつ王国内の
わんにゃんリビングの犬さん、猫さん
たちに、ニャンズマッサージや
ニャンズヒーリングをさせてもらえたら
よいなぁと思っています。
今度は暖かい季節に、生徒さんたちと
一緒に、また訪問したいと思います。