今日は少し重いお話をします。
知り合いの獣医師の猫ちゃんが癌になり
抗がん剤治療を始めたそうです。
その猫ちゃんには何回も会った
ことがあるので、ことのほか
ショックを受けました。
獣医師の先生が飼っている猫でも
癌になるのなら、私たち一般飼い主
の猫は癌になるのを避けられないの?
と不安にならないでくださいね。
西洋医学は、病気になってから、
出ている症状に対応する対症療法
なので、獣医師だからという理由で
癌を予防できるわけではないからです。
その先生は、西洋医学一辺倒の先生で
フードは療法食しか治療に使わないの
で、プレミアムフードには全く興味が
ないとおっしゃっています。
それは確かにそうだと思います。
プレミアムフードは、病気にならない
ように普段からよいものを与える
という考え方のもので、
病気を治すフードではないです。
ですが、
だからといって、病気になる前なら
どんなフードをあげていてもよい
とは言えないと思うのです。
獣医師の先生は病気を治療することが
できるから、手間がかかる病気の予防
よりも、病気になってから早期発見
して治療したほうがよいという考え方
もあるのかもしれません。
病気になるまでは、猫の持つ本来の
免疫力、生きる力にまかせて、
ごく一般的なふつうの飼い方をして
いればよいということなのかも
しれないです。
しかし、一般飼い主である私たちは
猫ちゃんには病気になってほしくない
と願っているのではないでしょうか?
私は、猫たちには、ちょっとした
体調不良にさえなってほしくないと
思っているくらいです。
だから、私は、猫を病気にさせない
強い体に育てるニャンズケアを
構築しました。
癌だけに限らず、慢性腎不全などの
病気にならないように、元気なうち
から飼い主さんの手で行ってあげる
おうちケアです。
(元気になった一時預かり中のメロン)
今、私を含めたニャンズケア講座の
生徒さんや講師の先生たちは、
おうちの猫ちゃんが慢性腎不全に
ならないよう日々のケアを行って
いますが、
この成果が出てくるのは、
これから5年10年先になります。
壮大なプロジェクトです。
ですが、
すべての猫ちゃんが慢性腎不全に
ならずに20歳の成猫式を迎える
ことができる日が来るまで、
私はこの活動を続けていこうと
思います。