気難しい猫のトリセツがあればいいなぁと思いませんか?
ハワイラナイ島の猫ちゃんたちは
もともと島の中で自由きままに
暮らしていた野良猫ちゃんですが
スタッフさんの献身的なお世話で
すっかり人馴れしていて
本当にフレンドリーな猫ちゃんたち
がいっぱいでした。
しゃがんだとたんに
椅子にすわったとたんに
ワラワラと猫たちが集まってきて
背中に飛び乗ったり、
お膝の上を奪い合って乗ってきて
くれたりしました。
それなのに・・・
帰国後、うちの猫、とくに
気位の高いまろん校長はご機嫌
ななめで、なかなか私に近寄って
きてくれず、無理に抱っこすると
シャーと威嚇されてしまいます。
まろん校長の顎の下を
ナデナデしていたら突然機嫌が
悪くなって噛まれました(;;)
かと思うと、
気分が乗るとまろんのほうから
「お前の部屋に行ってやるから
ほれ、俺様の首をマッサージしろ!」
みたいな感じで命令されてます。
もはや完全なる猫の下僕状態です。
ラナイ島のあの甘えん坊で
誰でもウエルカムな猫ちゃんたち
のことが、忘れられません。
(この中がシニア専用エリアです)
特に15歳以上の猫が暮らすエリア
にいる猫ちゃんたちは、
何かしら、内臓や筋肉に年齢に伴う
トラブルが出ている子がいます。
どの猫ちゃんたちも猫マッサージや
ニャンズヒーリングを、すんなりと
受け入れてくれました。
ニャンズケア講座で学んでもらい、
自宅の猫ちゃんで復習をしてもらう
ときに、なかなか触らせてくれない
いくつかのポイントや行うのが
難しい手技があるのですが、
シニアエリアの猫ちゃんたちの
多くが、威嚇したり噛みついたり
することなく、触らせてくれる
のには驚きました。
(現地スタッフさんにマッサージの
ミニレクチャー中のマッチー)
今回、ニャンズケア講座受講生の
2名の生徒さんと一緒に訪問して
ボランティアで施術させていただいた
のですが、
3人ではとても時間が足りず、
全部の猫ちゃんたちに施術をして
あげることができなくて、
それが心の残りなのです。
本当にいじらしくてかわいかった
ラナイ島のシニア猫ちゃんたち!
ぜひ来年は、もっと多くの生徒さん
たちと一緒に訪問して、
猫マッサージとニャンズヒーリングを
十分に堪能してもらいたいと
思います。