猫の下部尿路の病気予防は簡単にできます!

こんなことで予防ができるなんてびっくり!

猫の飼い主さんなら
猫の慢性腎不全が命にかかわる
病気であることをご存知で
「うちの子はなってほしくない」と
願っていらっしゃる飼い主さんが
多いと思います。

なってほしくないと願っている
だけではなくて、
ならないように飼い主さんが
対策をこうじてくだされば
予防は可能なんです。

慢性腎不全をおうちケアで
予防する方法をお話する前に、
猫がなぜ
腎臓を含めた下部尿路系の病気に
なりやすいのか?というお話を
先にお伝えします。

 

猫の祖先は水の少ない砂漠地帯に
生息していたため、
少ない水でも生きていけるよう
オシッコを凝縮する体の仕組み
持っています。

 

でも
オシッコが濃くなると、どうしても
ミネラル分が結晶になって出てきます。

 

結晶が出るとチクチクと膀胱や尿道を
刺激するので、頻尿になります。
結晶が固まって結石ができると
尿道や尿管に詰まってしまって
尿毒症で危険な状態になることもあります。

 

猫にはよくおきる症状だけど、
放っておくと命にかかわる怖い病気です。

 

でもね。

予防方法は、簡単ですよ!

 

日頃から、
お水をたくさん飲んでもらうこと!
これだけです!

 

水分がたくさんあればオシッコは凝縮
されないので、結晶は出来ません。

お水を十分な量飲んでもらうためには
それぞれの猫ちゃんに合わせた工夫が
必要ですが、
いろいろな方法があるので、
どの猫ちゃんも十分な水分摂取量を
確保してあげることはできますよ!

まろん校長は、
何でも食べてくれる猫なので
汁だくの手作り食にしています。
人のご飯でいうとリゾットみたいな、
お茶漬けみたいな感じです。

まろん汁だくごはん.png

昨年11月に出版した私の本
「1日3分!おうちで出来る
ニャンズケア&マッサージ」
で作り方を紹介している
ボーンブロススープもオススメです!

手作りのボーンプロススープを
飲んでくれなかったら、
レディメイドの缶詰や冷凍の
猫用スープを試してみてもOK!

うちの猫たちも、
うちに来たすぐの頃に
1回は、ストラバイト結晶や
膀胱炎になったことがありますが
その後は、水分摂取量を確保して
いるので一度も再発したことがありません。

 

さて、
次は、慢性腎不全の予防方法に
ついてお話しますね。

慢性腎不全は、
猫の三大死因の1つです。

西洋医学では、予防方法がないと
言われていますが、
まろん校長は、その常識を覆して
くれました。

長くなってしまったので、
具体的な予防方法は、
次の機会にお話しますね。

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