ラナイ島サンクチュアリの猫たちは基本屋外で生活しています。
ラナイ島猫のサンクチュアリは、
基本、屋外がメインです。
常夏の国、ハワイとはいえ、
雨季には、雨が降る日も多いし
台風も来ます。
2月には寒い日もあります。
それでも、サンクチュアリの猫
たちは、基本的に屋外で生活する
ことができます。
なぜなのか・・・
ラナイ島の猫たちは保護される前
は、島内で自らの力で餌を取り
身を守り、自由に生きていた外猫
です。
風雨や寒さから身を守るすべを
知っているのです。
屋根のついた広めの小屋や
個別の猫小屋があちこちに
ありますが、
ここには入らずに、草むらの中で
風雨をやり過ごす猫ちゃんたちも
多いのだそうです。
日本でもその昔、飼い猫でも
当たり前に外と家の中を行き来
していたころは、風雨をしのぐ
すべを身につけていましたよね。
なので、ラナイ島では、
台風だから、寒いからと
猫たちを室内に入れる必要はない
んだということに気づかされました。
サンクチュアリの猫たちは、
保護される前と同じような環境で
自由に生きていられるので
ストレスが最小限なのです。
日本でも、沖縄や伊豆諸島など
冬でも比較的暖かい場所なら
外猫ちゃんが冬、生き抜くのに
それほど苦労しない地域もある
のではないでしょうか?
ちょっと風雨をしのげる場所が
あれば、屋外で、このような
保護施設を設置することは
可能なのでは?