多頭飼いの飼い主さんから
「猫が喧嘩をするのでお互いストレスではないかと心配です」と
ご相談をいただきました。
猫は単独行動を好み、
犬のように集団で生活はしない特性が
ありますが
それでも、夜、
あちこちからノラ猫ちゃんが集まって
集会をしていたりしますよね。
夜の猫集会は、なぜ行なわれるのか、
よくわかってないそうですが、猫たちは、
お互いに50センチ~1メートルの間隔を
キープして過ごしているのだそうです。
うちには今、4匹の猫たちがいますが、
どの子もみな仲良しではありません。
猫団子になっているところを
見れたらいいのになぁ、と
いつも思っています。
かといって、
いつも喧嘩をしているわけでもなくて、
お互いの距離が近づきすぎた時
威嚇のシャーをしたり、たまに
パンチの応酬をするくらいです。
今年6月に生後2ヶ月で保護した子猫も今、
生後半年を過ぎ
大人猫たちと遊びたくて
飛び掛っていったり、じゃれるつもりで
噛みついたりするので、
大人猫たちはとても迷惑していて
(写真は、子猫に噛まれて逃げる
マミーちゃん)
ある猫は思いっきり威嚇し、
ある猫はあわてて逃げたり、
逃げ切れないおとなしい猫は、
子猫に噛まれたり、いろいろあります。
子猫がいなければ、確かに
大人猫たちはストレスがないと思いますが
外で暮らすノラ猫ちゃんたちには、
もっと激しい喧嘩や
なわばり争いがあるでしょうから
飼い猫ちゃん同士のいざこざは、
それに比べたら小さなストレスかもしれません。
数ヶ月、大人猫と子猫の攻防が続き、
つい先日、子猫が
出産経験があるマミーちゃんの懐に入って行って、
珍しく噛まずにおとなしくしていたら、
マミーちゃんが子猫を舐め始めました。
なんてほほえましい光景でしょう・・・
ここまでくるには、
マミーちゃんには大きなストレスだったと
思いますが、
猫にも社会化の時期があって、
子猫はいろいろなことから学んでいます。
マミーちゃんのおかげで、
これまで噛み噛みだった子猫
ちゃんが、ずいぶん落ち着い
てきました。
ストレスがかかったであろう
マミーちゃんには、
ねこヒーリングでストレスを
軽減してあげています。