皮膚を痒がって引っ掻いてただれてしまう猫ちゃん。
見ているだけでもかわいそうで辛くなりますね。
皮膚にトラブルが出やすい
猫ちゃん、飼い主さんにとって
春先のこの季節は気が抜けま
せんね。
保護猫のあんこ先生がうちに来た時
首の周りに500円玉大に、
毛が抜けて、皮膚がただれて大変
だったのです。
環境の変化、
先住猫まろん校長とのストレス
が原因だったと思いますが、
もともとちょっと何かあると
すぐに皮膚に出やすかったようです。
1回、皮膚を掻くだけで
写真のように皮膚が赤くなって
血もにじんでしまいました。
爪で毛を束で抜いてしまう
みたいです。
1箇所良くなると、少し場所が
ズレてまた次ができて、首の周りを
一周しそうでした。
対症療法で塗り薬をつけるのも
方法ですが、それではまた次が
できてしまいます。
どこかで連鎖を止めてあげたい!
それが飼い主さんの願いだと
思います。
どうして皮膚がただれるのか
なぜ皮膚を掻いてしまうのか
その原因を飼い主さんが究明
できるようになると
予防もできるし、
治りを早くするケアもできる
ようになります。
私が主宰している
ニャンズケア講座では、
猫ちゃんが体調不良になる原因を
免疫学理論に基づいて考える方法
をお教えしています。
講座が終了する頃には、
猫ちゃんやご自身の体調不良の
原因が分析できるようになって
いただけます。
うちに来たばかりのあんこ先生の
ひどい皮膚の掻き傷に、私が
どう対処したか、次の機会に
具体的にお話しますね。