猫ちゃんの病気を簡単に悪化させてしまうあることとは?

飼い主さんが猫ちゃんの病気を悪化させている可能性があります。
心当たりがありませんか?

 

今日からニャンズケア講座の授業が
始まったE.Iさん。

 

まずは猫ちゃんの免疫学理論から
学んでいただいています。

 

いつも初回授業でお話することは
このこと。

 

I.Eさん授業.JPG

 

猫ちゃんの病気を飼い主さん自身
が悪化させていることが多いんです。

 

それは、飼い主さんが心配する
あまり、思わず声に出してしまう
不安の言葉です。

 

猫ちゃんが体調不良になった時
猫ちゃんの気持ちになって考えた
ことってありませんか?

 

 

1回、ご飯を食べなかっただけで
飼い主さんが

「どっか具合が悪いんじゃないの?」

とか

「どうしたの?大丈夫なの?」
などしつこく心配して声をかけて
こられると

猫ちゃん自身は、
「今日はたまたま食欲が
なかっただけ」
とか

「ちょっと胸焼けしてるから
食べないことにした」

くらいに思っていたのに、

 

飼い主さんがあまりにも心配
すると、猫ちゃんは、
いつもと違う飼い主さん
の言葉のトーンや顔色から
察知して

「あれ?俺ってそんなに具合
悪いのか」

思ってしまうかもしれません。

 

体調不良の時に、猫ちゃんは
じっとして治そうとしているのに、
飼い主さんが何度も猫ちゃんの顔
を覗き込んで、
寝ているのを起こしてまで

 

「大丈夫?」「しんどくない?」
って声をかけると、猫ちゃんが
本当に不安になってしまいます。

 

実は、私自身、同じ経験をした
ことがあります。

 

幼稚園児のころ、熱を出して
病院に行ったにも関わらず、夜も
熱が下がらなかった時のこと。

 

その時に、心配した母が

「どうして熱が下がらないの?
もしかしたら肺炎になって
しまったんじゃ?」
と言いました。

 

私は、母の心配そうな顔と
その言葉のトーンから

 

「肺炎って何だろう?
そんなに怖い病気なの?

私、死んじゃうの?」って
ものすごく不安に
なってしまったんです。

 

言葉の内容がわからないから、
母の様子から、尋常ではない事態
と受け取ってしまったんですね。

 

同じことが猫ちゃんにも言える
と思います。

 

飼い主の肩で眠る猫.jpg

 

猫ちゃんの病状が重ければ
重いほど、飼い主さんは、
ポーカーフェイスででーんと
構えて猫ちゃんを安心させて
あげてください。

 

そして
猫ちゃんが安心できるような
声がけをしてあげてください。

 

猫ちゃんへの声がけって
とっても大事なんですよ。

 

ニャンズケア講座では、
猫の免疫力をキープするための
いろいろな手法をお教えして
いますが、「声がけ」の
テクニックもその1つです。

 

 

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